家族と家を守る、最高の水投資。

家族と家を守る全館浄水

念願のマイホーム。土地を選び、間取りを考え、壁紙やキッチンにこだわる。そうやって作り上げた大切な我が家ですが、その壁の中を流れる「水」について考えたことはありますか?

日本の水道インフラは優秀で、衛生面での心配はまずありません。しかし、「安全に届けるための水」と、「家族が心地よく、家を長く大切に使うための水」には、少しだけ求められることが違います。

食品に例えるなら、鮮度を守るための頑丈なパッケージは輸送中には不可欠ですが、料理をして食べる時には外しますよね? 家まではしっかり守って届けてもらい、敷地内に入ったら本来の純粋な水に戻してあげる。

この記事では、そんな理想的な水環境を叶える『全館浄水(セントラル浄水)』についてお話しします。なぜ戸建住宅にこのシステムがおすすめなのか、その仕組みとメリットを紐解いていきましょう。

 

1|蛇口ではなく「家の根元」を変える

一般的な浄水器はキッチンの蛇口に取り付けますが、「全館浄水」は発想が異なります。敷地内に入ってくる水道管の大元(屋外の水道メーター付近など)に浄水システムを設置するのです。つまり、家の中に流れる水を、根元からすべて浄水に変えてしまうのが最大の特徴です。

なぜ、根元から変える必要があるのでしょうか?

それは、水道水に含まれる「塩素」との付き合い方を変えるためです。浄水場からご自宅まで安全に水を届けるために、塩素は雑菌を防ぐ頼もしいガードマンとして不可欠です。しかし、いざ家の蛇口に到達した瞬間、その任務は完了しています。

任務を終えた塩素は、家庭内では独特のカルキ臭や肌への刺激といった、少しおせっかいな存在になってしまいます。「ここまで守ってくれてありがとう。ここからは私たちが心地よく使える水に戻すね」。そうやって家の入口でバトンタッチをするのが、全館浄水の役割なのです。

 

2|シャワーをもっと優しく、快適に

家中の水が浄水になることで、真っ先に恩恵を受けるのがお風呂です。

「子供の肌がカサカサしやすい」「髪がパサついてまとまらない」。そんな悩みを感じたとき、私たちはついボディクリームやトリートメントを変えることを考えます。でも、もっと根本的な、毎日浴びる水に目を向けてみませんか?

水道水に含まれる塩素には、タンパク質を酸化させる(ダメージを与える)作用があります。もちろん微量ですが、毎日全身に浴び続けると、肌のバリア機能や髪のキューティクルにとって小さなストレスの積み重ねになってしまうことがあります。

「全館浄水に変えてからお湯が柔らかく感じるようになった」「一番風呂でも肌がピリピリせず子供が嫌がらなくなった」といった声も多く聞かれます。刺激を取り除くだけで、水は驚くほどまろやかになります。それはまるで天然の湧き水を浴びているような感覚。敏感肌の方や赤ちゃん、そして年齢を重ねた肌にとって、これ以上のスキンケアはないかもしれません。

 

3|料理と空気が変わる、水の質

飲み水にはペットボトルを買っているというご家庭も多いでしょう。では、料理や「空気」はどうでしょうか?

【料理の味が研ぎ澄まされる】

お米を研ぐときや野菜を洗うとき、食材はたっぷりと水を吸い込みます。洗う瞬間も料理の一部です。この水を塩素のないピュアな水に変えると、お米はふっくらと甘く香り立ち、出汁は繊細な風味までしっかりと引き出されます。カルキ臭という雑味がなくなるだけで、いつもの家庭料理が素材本来の美味しさを取り戻すのです。

【お風呂の空気が変わる】

温かいシャワーを浴びるとき、浴室には湯気が充満しますが、実はあの湯気と一緒に気化した塩素も広がっています。お風呂に入ったときの独特なニオイの正体です。全館浄水なら浴室の空気が変わり、イヤなニオイがなくなり湯気までもが清々しい。心からリラックスして深呼吸できるバスタイムは、一日の疲れを癒やす最高の贅沢です。

 

4|配管を守り、家の寿命を延ばす

全館浄水は、人だけでなく「家そのもの」も守ります。

戸建住宅ならではの大きなメリットとして、「家中の配管を守れる」ことが挙げられます。塩素を含んだ水は金属を酸化させやすいため、長年使い続けると給水管の赤錆や劣化の原因になることがあります。しかし、入り口で浄水された水が流れることで、そのリスクを軽減し、大切な資産である家を内側から守ることにつながるのです。

また、屋外の散水栓も浄水になるため、お庭の植木や家庭菜園、大切な愛車の洗車にも優しい水を使えます。

フィルター交換は年に1回程度でOK(製品によります)なので管理もラク。「キッチンの水だけ」ではなく、洗面所、お風呂、トイレ、庭の散水栓まで。たっぷりのキレイな水を、家中のどこでも使える豊かさがそこにあります。

 

5|水選びは家族への愛

水は私たちの体の60%以上を作る成分であり、毎日の暮らしに片時も欠かせないものです。日本の水道水は十分に安全です。でも、そこからもう一歩進んで、「より美味しく、より肌に優しく、家にも優しい水」を選ぶことは決して贅沢なことではありません。

毎日のお風呂が楽しみになる。作った料理を美味しいと食べてもらえる。そして、大切なマイホームを長くきれいに保てる。全館浄水がもたらすのは、単なるきれいな水ではなく、そんな穏やかで健やかな日常です。

10年先も続く家族と家の毎日のために、水のあり方を一度見直してみませんか?

建築工房『akitsu・秋津』

美は、日々の営みの中に。

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