2026.04.29 19:00整えることで、心に余白を作る。忙しい毎日を軽やかに。モノに振り回されない、私らしい快適空間のつくり方私たちの周りには、気づけばたくさんの「モノ」があふれています。生活を便利にするはずのモノたちが、いつの間にか「片付けなきゃ…」という重圧や、ストレスの原因になってはいませんか?モノを整理し、居場所を決めてあげることは、単に部屋を綺麗にするだけではありません。それは、自分の時間を取り戻し、心の余白を作るための大切なセルフケアでもあ...
2026.04.28 19:00自分に還る、一番小さな聖域。光と香りに包まれて、心と体をリフレッシュ。一息ついて、自分と向き合う「余白」の作り方家づくりにおいて、リビングやキッチンにこだわる方は多いですが、実は人生の質を左右するのが「トイレ」という空間のあり方です。毎日、一日に何度も訪れる場所。扉を閉めた瞬間、社会や家族という役割から解放され、たった一人の自分に戻る。そこは単なる「用を足す場所」を超え、現代を生きる私たちにとって、心を整え、リセットするため...
2026.04.25 19:00ガスもIHも卒業。第3の調理器。電磁波不安を解消。遠赤外線で料理を極める「キッチンをリフォームするなら、ガスとIH、どっちがいい?」そんな相談をよく受けます。料理好きなら「火力のガス」、掃除のしやすさなら「利便性のIH」。これまでは、どちらかを選べば、どちらかを妥協するのが当たり前でした。しかし、2026年現在の家づくりにおいて、私たちはもっと欲張りになっていいはずです。脱炭素(オール電化)の流れには乗りたいけれど、IH特有の強...
2026.04.13 19:00答えは、あなたの感覚の中に。権威や情報に惑わされない、本質的な「納得」の家づくり「一級建築士が言っているから」「腕利きの職人さんが言っているから」「有名な会社が太鼓判を押しているから」。家づくりを始めると、私たちは多くの『正しいとされる声』に囲まれます。インターネットを叩けば、膨大なデータや口コミが溢れ、何が真実なのかを見極めるのは容易ではありません。しかし、一生に一度の住まいを形にする上で、何より大切なのは「誰が言ったか」...
2026.04.02 19:00お湯に委ねて、心身を解き放つ。お湯に身を委ねて心身を解く温泉やサウナに身を置くとき、私たちが感じているのは単なるリラクゼーション以上の何かではないでしょうか。それは、日々の役割や忙しさから自分を解き放ち、無防備な一人の人間に戻るための儀式のようなもの。古くからこの国の人々は、お湯や水に触れることで、体だけでなく心までをも「洗い流し、再生させる」知恵を育んできました。現代という慌ただしい時代だからこそ、改めて見つめ直したい「整え...
2026.03.26 19:00ビニールの裏側、家が流した涙。壁の呼吸に耳を澄ませて慌ただしい日々の中で、私たちはつい「目に見える美しさ」や「手入れの楽さ」ばかりを追いかけてしまいます。けれど、ふとした瞬間に感じる住まいの違和感。例えば、雨上がりの重たい空気や、クローゼットの奥に漂う微かな湿り気。それは、家が私たちに送っている小さなサインなのかもしれません。一度立ち止まって、私たちが毎日触れている「壁」の向こう側を、そっと覗いてみませんか。 1│か...
2026.03.21 19:00家は「ぶどう型」から「リンゴ型」へ。移ろう「境界線」に身を置いて「最近の家は、廊下もなくて個室がリビングに直結している。便利になったけれど、なんだかふとした寂しさを感じる……」そんなふうに思われる方も、少なくないのではないでしょうか。かつての日本の住まいには、廊下や縁側といった「あわい」の空間がありました。それは、今の私たちが持っているような断熱や気密の技術がなかった時代、先人たちが厳しい自然と折り合いをつけるために編み出した、切実...
2026.03.17 19:00五感で英才を育む、炎のある暮らし。「危ないから、火はやめておこうか」その優しさが、もしかしたら子どもの大切な「野生」を眠らせてしまっているかもしれません。汚れを知らないキッチン、ボタン一つで整う暮らし。それは確かに快適です。しかし、建築士として数多の家を設計し、家族の姿を見つめてきた私は、あえて問いかけたい。「効率」を優先して「火」を遠ざけることは、住まいから「生命の拍動」を少しずつ消していくことではないか、と。赤い炎がゆらぎ、パ...
2026.03.13 19:00設計の品格。無駄を削ぎ、贅を尽くす。「家を建てるなら、少しでも安くしたい。でも、性能やこだわりは諦めるしかないのかな……」家づくりを始めると、多くの方が「予算の壁」にぶつかります。キッチンのグレードを下げたり、照明を減らしたりと、細かい「引き算」に疲れ果ててしまう方も少なくありません。しかし、30年以上設計と現場を見続けてきた私からお伝えしたいのは、予算を決める一番の鍵は、設備の値段ではなく「設計者の描き方」にあるということです。同...
2026.02.25 19:00足元から創る、静かな幸福。ウールという「生きた素材」が、暮らしの質を変えていく私たちが住まいの中で、最も長い時間触れている場所はどこでしょうか。それは壁でも天井でもなく、常に私たちの体重を支え、一歩一歩を受け止める「床」に他なりません。床材の選択は、その部屋の温度感だけでなく、そこで過ごす時間の質そのものを決定づけます。数ある素材の中でも、ウールという天然繊維が持つ力は唯一無二です。それは単なる敷物としての役割を超え、湿度...
2026.02.24 19:00美と機能が紡ぐ、理想の住まい。情報に惑わされない、本物の判断基準住まいに関する情報が溢れる現代、住宅の性能や設備、流行のスタイルばかりが先行し、かえって判断の基準を見失う方が増えています。選択肢の多さは自由をもたらす一方で、本当に自分たちに必要なものが何かを曇らせる原因にもなりかねません。私は、家を「作品」ではなく、10年後の静かな朝を守るための「道具」として捉えています。華美な装飾がなくても、光の入り方や風の通り道、そして日...
2026.02.18 19:00人生の舞台を整える、四つの規律。人生という季節を編む、静かな「器」家づくりを考え始めると、いつの間にか情報の濁流に飲み込まれてしまいそうになります。断熱の数値、最新の設備、流行の間取り……。画面を眺めるほどに「正解」が遠のき、肩に力が入ってしまう。そんなときは一度、スマートフォンを置いて、深く、深く、深呼吸をしてみませんか。家は、雨風を凌ぐだけの「箱」ではありません。それは、あなたがこれから紡いでいく時間を、こぼさないように受け...