心から託せる会社との出会い。

焦らない会社選びが成功の鍵。

一生に一度の大きなお買い物、家づくり。「絶対に失敗したくない!」誰もがそう思っていますよね。でも、たくさんの情報があふれる中で「何を信じればいいの?」「営業さんの話を信じて大丈夫?」と、不安になっていませんか?

実は、家づくりで心から満足されている方には、あるシンプルな共通点があるんです。それは「たくさんの建築会社を、自分の足で見て回っていること」。

「え、そんなこと?」と思うかもしれません。でも、これこそが後悔しないための、一番大切で確実な道のりなんです。この記事では、なぜたくさんの会社を見ることが大切なのか、その理由を5つの章に分けて、分かりやすくお話ししますね。


1|たくさん見るべき本当の理由

家づくりがうまくいった人が必ずしていること。それは「比較すること」です。なぜなら、比べることで初めて、自分だけの「ものさし」が持てるようになるからです。

初めて訪れたお家では、すべてが新しくて素敵に見えますよね。「この木の香り、いいな」「この間取り、おしゃれ!」と感じても、それが本当に自分たちの暮らしに合うのか、他の会社と比べてどうなのかは分かりません。

でも、二軒、三軒と見ていくうちに、「あれ?前の会社と壁の中の話が違うな」「この床のことは初めて聞いた」というような、小さな違いに気づき始めます。この「気づき」こそが、後悔しない家づくりの大切な一歩になるのです。

 

2|惑わされない『目』を養おう

訪問を重ねていくと、あなたの中に自然と「家づくりの目」が育ってきます。これは、カタログの言葉や上手なセールストークに流されず、本当に大切なことを見抜く力のことです。

最初はちんぷんかんぷんだった専門用語も、いくつかの会社で話を聞くうちに、それぞれの良いところや、会社ごとの考え方の違いがだんだん分かってきます。

「この会社はデザインが得意なんだな」「こっちは家の性能を大事にしているんだな」といった特徴が見えてくれば、自分たちが本当に大切にしたいことに合う会社はどこか、自信を持って選べるようになりますよ。

 

3|専門用語を理解していますか?

「高性能な断熱材で快適です!」「地震に強い耐震等級3!」「すきまが少ないC値0.5以下!」

家づくりを考えると、こんな言葉をよく耳にします。もちろん、これらは住まいの性能を知るための大切な言葉です。でも、一番大事なのは、その性能が「自分たちの暮らしをどう良くしてくれるのか」をイメージできること。

言葉の響きだけで判断するのではなく、「それは、どうして暖かくなるのですか?」「実際に住むと、どう安心なのですか?」と、納得できるまで質問してみてくださいね。

 

4|暮らす家で確かめる3つの事

私は、お施主様の大切なお住まいをイベント会場のように不特定多数の方にお見せすることはいたしません。その代わりに、私の自宅や、ご厚意でお許しいただいたOBのお客様のお宅へ、一組ずつ個別にご案内しています。そこで確かめてほしい3つのことがあります。

リアルな暮らしの空気を感じる

モデルハウスではない、実際に人が暮らしている家の「リアルなサイズ感」や「生活の空気」を感じてください。家具が置かれ、暮らしの気配がする空間だからこそ、自分たちの未来の生活を具体的にイメージできます。

住み心地の「生の声」を聞く

「夏は本当に涼しいですか?」「冬の光熱費はいくらくらい?」「この収納は使いやすい?」など、実際に住んでいるからこそ分かる「生の声」を聞けるのが個別訪問の一番の魅力です。良いところも、もしかしたら「こうすれば良かった」という点も、正直な感想を聞いてみてください。

担当者の人柄にふれる

一対一でじっくり話せる時間だからこそ、あなたのどんな小さな疑問や不安にも、丁寧にお応えできます。家は「建物」だけでなく「人」と一緒につくるもの。「この人なら信頼できる」と心から思えるか、その人柄や相性を確かめてください。

 

5|『今だけ』の言葉に要注意

いくつかの会社を検討していると、「今月中に契約すれば100万円値引きします!」といった言葉で、決断をせかされることがあるかもしれません。

ですが、私はお客様にじっくり考えて、心から納得していただくことが一番大切だと考えています。もし「今だけ」「限定」という言葉で契約を急がせる会社があったなら、それは少し立ち止まって考えるサインかもしれません。

たくさんの建築会社を見て、たくさん悩んでください。その時間は、決して無駄にはなりません。悩んだ時間こそが、あなたの家族にとって最高の住まいを築くための、かけがえのない宝物になるはずです。

建築工房『akitsu・秋津』

美は、日々の営みの中に。

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