建築工房 akitsu[秋津]
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窓

2026.04.17 19:00

庇が創る、光と影の物語。

庇(ひさし)が紡ぐ、パッシブデザインの極致日本の建築を見上げたとき、そこにはいつも「庇」がありました。それは単に雨を凌ぐための板ではありません。太陽の動きを読み、風を誘い、家の中に「心地よい影」を落とす。日本人が何百年もかけて磨き上げてきた、生活の知恵の結晶です。現代の合理化された家づくりでは、軒や庇のない「箱型」の家が増えています。しかし、エネルギー価格が高騰し、夏の猛暑が厳しさを増す今こそ、こ...

2026.04.13 19:00

答えは、あなたの感覚の中に。

権威や情報に惑わされない、本質的な「納得」の家づくり「一級建築士が言っているから」「腕利きの職人さんが言っているから」「有名な会社が太鼓判を押しているから」。家づくりを始めると、私たちは多くの『正しいとされる声』に囲まれます。インターネットを叩けば、膨大なデータや口コミが溢れ、何が真実なのかを見極めるのは容易ではありません。しかし、一生に一度の住まいを形にする上で、何より大切なのは「誰が言ったか」...

2026.04.12 19:00

太陽を、家族の味方にする。

光と熱をデザインし、エネルギーを自給する豊かな暮らし朝、カーテンを開けた瞬間に差し込む光。その温もりに触れるだけで、私たちの心と体は自然と健やかなリズムを刻み始めます。しかし、設計士として30年、数多くの住まいと向き合ってきた中で、改めて実感していることがあります。それは、太陽は単に「部屋を明るくするもの」だけではない、ということです。太陽は、家全体を温める「天然の暖房機」であり、家族の暮らしを支...

2026.04.08 19:00

窓枠が創る、暮らしの表情。

木製サッシが運んでくる、本当の安らぎ住まいの表情を形づくるもの。それは窓そのものだけでなく、それを支える「窓枠(わく)」にあるのかもしれません。以前の私は、効率よく性能を高められる「樹脂(じゅし)サッシ」を基本にしていました。しかし、設計士として30年、多くの家と向き合う中で、最近は「木製サッシ」を標準として選ぶようになりました。なぜ、手間がかかると言われる木製をあえて選ぶのか。そこには、数字だけ...

2026.04.07 19:00

空を切り取る、光の道。

天窓がもたらす、静謐な時間と自然との対話忙しい日々の合間、ふと視線を上げた先に「空」がある。それだけで、強張っていた心がふっと解けることがあります。壁に設けられた窓が「景色」を切り取るものだとしたら、屋根に設ける「天窓(トップライト)」は、刻一刻と移ろう「光の表情」をダイレクトに室内に招き入れる装置です。設計士として30年、私が天窓をご提案する際に大切にしているのは、単なる明るさの確保ではありませ...

2026.04.06 19:00

温度の先にある心地よさ。

湿度と表面温度が導く、身体が喜ぶ住まいの質「室温は20度あるのに、なぜか足元が冷える」「エアコンは効いているはずなのに、肌がじりじりと熱い」そんな違和感を覚えたことはありませんか。実は、住まいの心地よさは「温度計の数字」だけでは語り尽くせません。私たちの身体が本当に「快適だ」と感じる鍵は、空気の温度に加えて「湿度」、そして壁や床の「表面温度」のバランスにあります。30年、設計士として現場に立ち続け...

2026.04.05 19:00

平屋の理想、心を救う庭の設え。

ワンフロアでつながる安心と、心を救う「庭」の設え「階段のない、穏やかな暮らし」。老後まで見据えた住まいを考えるとき、平屋は多くの人にとって一つの憧れです。すべての生活が地続きでつながる安心感は、何物にも代えがたい魅力があります。しかし、設計士として30年、多くの住まいと向き合ってきた私の経験からお伝えしたいのは、平屋には「知っておくべき現実」も存在するということです。流行やイメージだけで選ぶのでは...

2026.04.04 19:00

太陽と、50年先を歩む家。

茨城の光を呼吸し、次世代へつなぐ設計私が暮らす茨城県は、全国でも有数の日射量に恵まれた、太陽のエネルギーが溢れる土地です。この豊かな恵みを、ただ眺めるのではなく、住まいの「心地よさ」そのものに変えることができたなら。それは単なる電気代の節約の話ではありません。40年、50年という歳月を、家の健康を損なうことなく、かつ最小限のエネルギーで家族が健やかに過ごし続けるための「生き方の選択」だと私は考えて...

2026.04.03 19:00

風が巡り、光が踊る住まい。

自然光が描く陰影と、季節の風が巡る家住まいの表情を最も雄弁に語るもの。それは「窓」ではないでしょうか。窓は、単に外を眺めるための道具ではありません。それは、太陽の光を優しく迎え入れ、季節の風を招き、刻々と変わる自然の移ろいを家の中に映し出す「美しい額縁」のような存在です。窓の位置一つ、サイズ一つで、暮らしの温度は劇的に変わります。朝の光に包まれて清々しく目覚め、夕暮れの柔らかな陰影の中で静かに一日...

2026.03.31 19:00

「自分で選んだ道」が鎖になる

「自分で選んだ設計(みち)」という思いが、あなたを縛り付ける鎖になってはいませんか家づくりにおいて、着工が目前に迫る時期。それは本来、理想が形になる高揚感で満たされるはずの時です。けれど、図面の細部が確定し、生活のリアリティが増してくるほどに、「どこかで本質がすり替わってしまったのではないか」という、残酷なまでの違和感に襲われることがあります。最初は営業担当者と夢を語り、キラキラとした未来だけを見...

2026.03.30 19:00

柔らかく温かい、繭のような安らぎを。

一歩踏み入れれば、そこは繭の中ふとした瞬間に、「あぁ、帰ってきた」と心の底から深く息をつける場所。人が住まいに本当に求めているものは、きらびやかな装飾や目新しい設備ではなく、もっと深い場所にある「根源的な心地よさ」ではないでしょうか。それは、まるで柔らかな繭(まゆ)の中にそっと守られているような、温かくて清々しい感覚。一歩足を踏み入れれば、そこには心を急かすような硬いものは何一つなく、ただ穏やかな...

2026.03.28 19:00

広さより質を、贅沢より知性を。

遠い未来の私へ贈る、光の「余白」家づくりという旅の途中で、あなたは今、情報の濁流に飲み込まれそうになっていませんか。「断熱性能は数値で選ぶべきか」「窓は大きいほど正義なのか」スマートフォンの画面をなぞる指先が、少し疲れているように見えます。一度、深く、深呼吸をしてみませんか。スペックや効率という物差しを一度手放して、30年後、50年後のあなたが、その場所でどんな「光」に包まれて目覚めるか。そんな、...

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